ブレイクスル―思考(Breakthrough Thinking)
複雑化した社会システムや沢山の利害関係者が存在するシステムの問題解決のための方法論を明記し実践することを提唱している。そのため7つの原則(ユニーク差、目的展開、あるべき姿、システム思考、目的に合った情報のみ収集、参画巻き込み、継続変革)を踏まえることで、従来型分析法であるデカルト型アプローチからこれからのあるべき姿を統合するブレイクスル―型アプローチを実施できるとしている。具体的には,ワークデザイン法の目的展開図やシステムマトリックスを適用して実施する。なお著者のナドラー氏はワークデザイン法の創始者である。
[文献]
- Gerald Nadler & Shozo Hibino ,“Breakthrough Thinking”Prima Publishing & Communications (1990) (佐々木元訳 ブレイクスル―思考 ダイヤモンド社(1991年)
(櫻井敬三)