収束的思考(集中的思考: Convergent thinking)
心理学者ギルフォードは、頭の働きを、①認知、②記憶、③発散的思考、④収束的思考、⑤評価の5つに分けている。収束的思考とは、正しい答えをもたらす働き、つまり与えられた条件から唯一の解答を導き出す思考をいう。さまざまな方向に思考が働くことによって、いろいろな発想を生み出す発散的思考で数多くアイデアを出してから、収束的思考で、それらを評価してまとめあげる。問題を解決に結びつけていく際には、思考の独自さ・構成力・具体化する力が必要である。