発散的思考(拡散的思考) (Divergent thinking)
発散的思考とは、さまざまな方向に思考が働くことによって、いろいろな発想を生み出すことといえる。試行錯誤的な思考が行われるときには、必ず働くともいえるだろう。つまり、与えられた条件から、多種多様な発想を生み出す思考である。発散的思考は、問題把握のときは事実を、問題解決のときはアイデアを出すのに用いられる。問題解決の構想計画段階を考えてみると、 解決のアイデアは何かを思いつく思考をまずやり、次いで、それらのアイデアが解決目標に合っているかを評価し、絞っていく。前者が発散的思考であり、後者は収束的思考と呼ばれる。